突然ですが、ブロック・パークスというMotoGPライダーをご存じですか?
今年からMotoGPに参戦しているルーキーの32歳、オーストラリア人ライダーです。
スーパーバイク出身だそうです。

このパークス、初戦のカタールGPで15位入賞してからは、ポイント圏外を走っているライダーです。

ちなみに、第1戦から第7戦までの戦績は 15位、14週目でリタイヤ、21位、17位、18位、17位、16位。
2戦目のリタイアはマシントラブルという事で、転倒しないライダーの様です。

さて、この様にあまりパッとしないライダーなのですが、今回のオランダGPでは、レースの途中でなんと6位を走行していたのです!

オランダGPでは、スタート直前に雨が降り、その後路面も乾いて行くという難しいレース。
さらに、レース後半ではまた雨が降ったりと、ダッチウエザーに翻弄されました。

この中で、パークス選手、スタート直前のウオームアップランで誰かと接触して転倒してしまったそうです。
レインタイヤを付けていたマシンは壊れてしまい、スリックがついているスペアマシンに乗るしか無かったそうです。
さらにピットスタート。

ロッシはスリックタイヤでウオームアップに出て行って、慌ててレインタイヤにするべくピットスタートとなっていましたが、逆のパターンです。

雨の中スリックで出て行ったパークス選手。
始めは滑りまくってピットインも考えたそうですが、途中から路面が乾いてきた事に気が付きそのまま走り続けたそうです。

他のライダーがピットインをしている最中にも、タイヤ交換をする事無く走り続けたパークス。
そのおかげで一時6位を走る事が出来た様です。

最終的には、11位でゴールして最高位フィニッシュ!
本人いわく、「クレージーなレース」との事。

バイクのレースはたまに、こんなプライベーターが活躍する所が面白い!

ロッシも、慌ててピットインしないでスリックのまま走り出せば良かったのに!と思ってしまう「かめレーサー」でした。

かめレーサー wrote