本日は、家でのんびりと以前購入した「全日本ロードレース1985」を見ていました。

この頃は500ccクラスが最高峰でしたが、第一戦には後のワールドチャンピオン、ワイン・ガードナーが出場して優勝していたり、国内戦だというのにヤマハ、ホンダ、スズキのワークスチームが参加していたりと、何かと華やかなレースでした。
とにかく、観客が多い!
「かめレーサー」がよく走っている筑波サーキットは、もともと狭いサーキットですが、このビデオでも人垣が切れる事無く続いている感じでした。
当時のライダーの人気は凄いです。

現在はMotoGPクラスでも、本当のワークスマシンは各メーカーとも2台位しか走らせていませんが、この頃は国内戦にも関わらず、各メーカーで多いところは2台以上のワークスマシンを走らせているのです!
凄い!

確か、当時は全日本のチームのスポンサーになるだけで、商品の売上が2倍、3倍は珍しくなく、この頃からバブル崩壊に向けて次々とバイクと関係の無かった企業がスポンサーに名乗りを上げていた時代でした。

また、GPライダーも結構スポット参戦をしていて、見慣れた国内のサーキットをワールドチャンピオンが走る事もしばしば有りました。

確か、1983年の鈴鹿での最終戦には、当時最年少での世界チャンピオンになったスペンサーが初めて鈴鹿サーキットを走り、今までのコースレコードを2秒以上塗り替えるポールポジションを記録。
このコースレコードは1985年の初戦にワイン・ガードナーが塗り替えるまではやぶられなかったという、全日本勢には屈辱的なコースレコードでした。

しかし、何からなにまで豪華!
やはり注目されているスポーツは凄いな~、とつくづく感じました。

今でもグランプリを走っているバイクは日本車がメインなんですけどね。
もう少し景気が良くなって来たら、メーカーもレースに力を入れてくれるかな?

本日はここまで。
「かめレーサー」でした。

かめレーサー wrote