「かめレーサー」です。
以前参加したRIDING SPORTSのライディングスクールでの話です。
コースを走る時は、次のコーナーを考えながら走る。
これは神谷先生の座学でお話しされていた事です。
じっくり、考えて行くと結局頭の中で、コースを逆に一周してしまう、とお話ししていました。
人間は目に見えるものを最優先で考えてしまいますが、まだ見えない次のコーナーを考えていなければ早く走れません。
特に、S字コーナーや複合コーナー等の場合は常に次のコーナーを考えていなければ、まともに立上り速度を上げられなくなります。
「かめレーサー」も、目先のコーナーの突っ込み等に気を取られて、立上りでアクセスが開けられないという事が良く有ります。
筑波サーキットのダンロップ下のコーナー。
ついつい右コーナーの突っ込みに気を取られて、その後の左シケインがギクシャクしてしまう。
結構意識しているつもりなのですが、なかなか難しい。
「次のコーナーを考えながら走る」という事は80年代に活躍したワイン・ガードナーも著書で言っている事です。
さらにケニー・ロバーツも同じ事を言っています。
特に、次のコーナーが長い直線の前のコーナーだった場合、手前のコーナーが遅くなっても次のコーナーのラインを重視する!
確かにそう思います。
結局タイムを縮める為には立ち上がり重視です。
う~、早くサーキットに行きたい!