今月号のRIDERS CLUBにコーナーへの突っ込みについての解説がありました。
DVDでの解説もあり、とても参考になりました。
この中で、最も試して見たいと感じたのが、コーナー進入時にエンジンブレーキを極力使わないということです。
つまり、いつも使っているギアより上のギアを使う事でエンジンブレーキを防ぐわけです。
「かめレーサー」も筑波を走っている時は、なるべく回転数を高いところでキープしたいので、低めのギアを使っています。
ところが、低いギアでコナーに進入すると、思ったよりコーナリング中に速度が落ちます。
それが安心感にもつながるのですが。
コーナリング中に無駄に落ちたスピードを戻す為にアクセルを早く開けなければならない訳ですが、結局、立上りで250ccに着いて行くのもやっと、という事になっているのです。
突っ込みは結構なスピードなのに、コーナリング中にスピードが落ちて立上りが遅い。
エンジンブレーキが利きすぎているのですね。
RIDERS CLUBのDVDでは、通常使っているギアより1速から2速位上のギアでコーナーに進入する事を試しています。
実際に試してみたライダーは、気持ちよく曲がると言っています。
エンジンブレーキが利いている時はサスペンションの動きが妨げられて向きを変えるのが難しくなるそうです。
向きを変えるときは、アクセルを完全に閉じてサスペンションが自由に動く時間を作らなければならないそうです。
中途半端にアクセルをパーシャル(アクセルを閉じるでなく、開けるでなくという状態)にしても同様にサスペンションの動きを殺してしまうので、向きを変えるのにはマイナス。
この話は、片山敬済さんが著書の中で言っています。
エンジンブレーキが利きすぎても同じなのですね。
RIDERS CLUBのDVDを見たとき「かめレーサー」は、とても衝撃を受けました。
例えば、「かめレーサー」は筑波の第一コーナーに2速で進入しています。
コーナリング中にスピードが遅いと感じる瞬間があって、コーナーの途中で、アクセルをパーシャルにしたりしています。
「突っ込みのスピードが遅いのかな」と思っていました。
次回走るときは3速で進入してみようと思います。
それで、くるっと向きが変わったら、立上りも速くなると思います。
現状でも、コーナリング中にスピードが落ちすぎてGが抜けている気がしていたので、ひとつ上のギアでコーナーに侵入するのは是非とも試してみたいと思います。
早く、サーキットで走りたい!!!
「かめレーサー」でした。