最近筑波サーキットでファミリー走行をしていると追い越しを掛ける必要にせまられる場合があります。
ところが、この「追越し」が結構難しい。
今まで受講したライディングスクールや本でも追い越しについて勉強してきました。
一番一般的な追い越しは、アウト側から追い越す方法です。
コーナリングスピードにかなり差が有る場合は、この方法が最も安全な方法だと思います。
実際、「かめレーサー」が抜かれた時も、アウトから抜かれた時が一番驚かなく、抜かれました。
しかし、これはかなりコーナリングスピードに差が有る場合、と思っていたのですが、ケニー・ロバーツの本で同じ抜き方の話が載っていました。
突っ込みでなるべくアウトから入ってクロスラインで抜くという方法です。
しかし、一番安全な抜き方は立上りで抜く方法です。
立上りで抜くためには、早めに向きを変えてアクセルを早めに開けるというのが定説です。
やはり、アクセルを早く開けるのが大事なんですね。
一番、よく無いのはケニー・ロバーツいわく、突っ込みで抜くことだそうです。
「かめレーサー」は今のところ突っ込み重視。
突っ込みで無理すると、結局立上りでアクセルを開けるのが遅くなってしまい、タイムは落ちてしまうそうです。
確かに「かめレーサー」も突っ込みに気合を入れた時は、ものすごく怖い思いをしたわりにはタイムは上がりません。
ただ、MotoGPを見ているとロッシはよく突っ込みで相手を抜いて行きます。
昔のビデオでスペンサーの走りを見ていると、もっと自然に抜いている気がしているのですが。
突っ込みで無理が出来ると言うのは、その後のラインを自由に変えられるからなのでしょうね。
スペンサーもロッシも突っ込みすぎた時でもラインを変えて普通に立ち上がって行きます。
そう言えば神谷先生も、ある程度速く走れるようになったら、ラインを色々変えて走ってみなさい、と言っていました。
「かめレーサー」ももう少しタイムが上がったら、いろいろなラインを試して見たいと思います。
自由にラインを変えて走れるようになったら面白いでしょうね。
最近、ようやく追い越しをしなければならなく成って来ました。
「かめレーサー」としては嬉しい限りですが、追い越しの技術を身に付ける事は、抜かされるライダーの安全にも繋がりますので絶対に身に着けなければ。
なかなか奥は深いですが、頑張ります。