今月号のライダーズクラブは過去のグランプリマシンの遍歴を特集しています。
記事としては数ページの短いものでしたが、「かめレーサー」にとっては懐かしい写真が多い、嬉しい特集でした。
特にハングオフを確立したケニー・ロバーツやフレディー・スペンサーを特集していたのも嬉しいところです。

現在のMotoGPとは走り方が違うのも解説していました。

ケニーの頃の走り方は、アクセルを閉じてコーナーを旋回するというものでした。
ケニーのテクニック解説ビデオでも、ケニー自身が盛んに「モメンタムが肝心」と言っています。
ここで言う「モメンタム」は、どうも勢いの事の様で、コーナーを曲がりきれる最大のスピードで進入してスピードをなるべく落とさない様に回るという説明をしていました。
これがライダーズクラブが説明している「アクセルを閉じてのコーナリング」なのでしょう。

それに比べて最近のマルケスの走りは、アクセルを開けて旋回するという事です。
トラクションコントロールの発達も有り、マルケスやロッシもコーナーに入ってすぐにアクセルを開けている感じがします。
これは「かめレーサー」も真似したいと思っているところです。

タイヤの発達も有るとは思いますが、ケニーの時代は膝すりだけでもかなりのテクニックだったのが、現在は膝すりは当たり前。
マシンの発達とともにライディングも大きく変わっているのを実感した特集でした。

興味が有る方は、是非ご一読を。
「かめレーサー」でした。

かめレーサー wrote