ようやくTZRの修理を始めました。
クランクケースを割って、一旦組み直しましたが、エンジンが掛からないTZR。
「かめレーサー」の確認したところ、以下の状態でした。
点火プラグが発火している、ガソリンがシリンダーに来ている、マフラーが詰まっていない、点火プラグが始動テスト後濡れている感じがする。
基本的にはエンジンは「吸気」「点火」「排気」が出来ていれば動くはずなのですが、TZRは動かない。
多分、最後に上げた症状、点火プラグが濡れているというのが原因と思われます。

点火プラグが濡れているという事は、シリンダー内に水が入ってしまっているという事で、どこからか冷却水が漏れている可能性が有ります。
今まで、エンジンの腰上のオーバーホールは何度もしており、その際にシリンダーに水が入るような事はありませんでした。
今回も、シリンダー周りのガスケット純正では有りませんが、新品を使用しています。
このガスケットは過去にも何度か使って、特に問題も有りませんでした。

という事は、考えられるのはクランクケースの接合部からの水漏れ。
接合部に塗った液体ガスケットが厚過ぎて、ガスケットのすきまから水がシリンダー内に入ってきている可能性が高いように思われます。

これを修正する為には、改めてクランクケースを割らなければなりません。
これはなかなか手間が掛かります。

そこで、今回は中古のエンジンをそのまま積み替える事にしました。

ヤフオクでよさそうなエンジンを見つけて落札。

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エンジン単体での落札の為、よく見るとシリンダーのボルトが一本抜けていたりしていますが、全体的には綺麗に洗浄されていて、良い感じです。
今使っているエンジンも有るので、必要なパーツは現行のエンジンから移す事にします。

久しぶりのTZR。

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ここ数か月カバーをかけたままだったので、久しぶりのご対面です。

まずは現行のエンジンを降ろさなければ・・・

本日はここまで。
「かめレーサー」でした。

かめレーサー wrote