前回のTZRのセッティングに続いて、ライディングのコーチに移ります。
まずはコーチに引っ張ってもらい、その後「かめレーサー」の後ろを走ってライディングをチェックしてもらいました。
前回のTZRセッティングで、リアサスを固めて沈み込みを防ぎ、フロントタイヤの空気圧を温まった状態で1.6kgまで落としました。
これで多少前傾が強まったことも有り、フロントのグリップ感が増しました。
初めにもらったアドバイスは「右コーナーでの体重移動が出来ていない」という事でした。
やはり筑波サーキット最終コーナーでの転倒以来、無意識で右コーナーへの体重移動が浅くなっていたのです。
客観的に見てもらわないと分からないものです。
コーチによると腰をずらす事は出来ているそうなのですが、実際の倒し込の際に上体がイン側に入っていないらしいのです。
その為、バイクに荷重が掛からず、フロントタイヤの接地感も得られなくなっていた様です。
指摘を受けてから、意識的に右コーナーで状態をイン側に入れる様にしたろころ、車体のセッティング変更も有ってさらにフロントの接地感が増しました。
もう一つ指摘を受けたのがブレーキングのリリースに関して。
これも「目から鱗」の指摘でした。
かめレーサーはブレーキングで突っ込み過ぎて、うまくリーン出来ないという悪循環に陥っていたのですが・・・
いつもよりブレーキを速めにリリースして少し早目の速度でリーンをしていくと、ブレーキをリリースしている為、バイクは寝やすく、速度少し高い為にリーンも安定している感じになりました。
ここのところ、どこのコースを走っても以前のタイムを更新出来ない状態が続いていましたが、この日は「かめレーサー」のトミンモーターランドの最高タイムを更新出来ました。
残念ながら30秒を切る事は出来ませんでしたが、タイムを更新したという実績が嬉しい!
今度こそスランプ脱出かな?
次回の筑波サーキットで10秒台を目指したいと思います。