かめレーサーです。
本日は雪。
バイクにはつらい天気です。
DIOの修理も出来ないので、本日は来るTZRのセッティングに向けての工具やパーツを調べて見ます。
まず、古い2ストですので今回はエンジンの中まで手を入れるつもりです。
もちろん、ポート研磨とかの手法では無く、新車の状態にいかに近づけられるかをテーマにやって行きたいと思います。
まずは、エンジンの状態を把握する為にコンプレッサーゲージを用意したいと思います。
これはエンジン内の圧縮圧力を測る工具です。
エンジンのプラグを外して、コンプレッサーゲージをはめます。
この状態で2ストですので、キックを何回か蹴ると現在のシリンダー内の最大圧縮圧力が分かるというものです。
このテストの際には、スロットルを前回の状態で行うとの事。
TZRの3xv4のサービスマニュアルによると、正常時の圧縮圧力は7.0kg/cm3-700rpmです。
この値にどれくらい近づけるか、楽しみです。
左右のシリンダーで測ってみて、同じ値であればセンターシールの破損も心配なさそうです。
もし、この圧縮圧力が低い場合はピストンリングの交換等が必要になるようです。
ピストンリングは消耗品なので、YSPで注文済みです。
原付のエンジンや、かつての愛車であるRZ250Rのエンジンは開けた事があるので何とかなるかな~、と気楽に考えているかめレーサーです。
次にキャブレター関連。
3XV4で使用しているキャブレターはミクニのTM28SSです。
この28という数字はキャブレター吸入口の直径の値です。
ちなみにSP仕様の3XVの場合はTM36SSとなり、かなり吸入口が大きくなっている様です。
いずれはかめレーサーの3XVもビックキャブレターに変更したいですね。
キャブレター周りのセッティングといばジェット関連です。
ところがこれがなかな売っていない!
精密部品なのであまり中古品は使いたくない。
しかし、新品がネットでもなかなか探せません。
いろいろ探した結果、大野モータースでジェット類の扱いが有ることが分かりました。
3XVではA型のメインジェットが使える様です。
今回のDIOの整備でもそうですが、メインジェットはセッティング時はこまめに変更する可能性があるので、190番~280番位までを10番刻みでそろえて見ようと思っています。
またキャブの同調ですが2つシリンダーがあるのでキャブの同調をとる為に、バキュームゲージも必要かと調べてみました。
3XVの場合は、ネットで見る限りバキュームゲージは必要で無いようです。
それよりも、キャブレターの中のシリンダーがアクセル開度に応じて左右同じ様に上下するかどうかを調整すれば大丈夫な様です。
その際にアクセルを閉じた状態でのキャブレターの隙間をみるのにすきまゲージがあると便利そうです。
ピストンリングのすきまを計る事も考慮して0.01ミリまではかれるタイプを購入しました。
他にはインパクトレンチもそろえた方が良いかな~、と考えています。
DIOの際にも一本だけネジがゆるめられませんでした。
最終的には貫通ドライバー等を使ったのですが、最終的にネジを壊してしまいました。
ここまで来てしまうと、後は電動ドリルを使ってネジを削るしか無い様です。
DIOの時はそこまで重要なネジでは無かったので、やりませんでした。
これもインパクトレンチが有れば、なんとかなったかもしれません。
今回はTZR。
インパクトレンチも用意しておこうかと思っています。
ただ、値も張るので様子を見て。
TZRの納車を心待ちにしているかめレーサーでした。