TZRの整備です。
今回は不具合では無く、タンクの滑り止めと、以前リアサスを伸ばす為に、リアサスの取り付け部にワッシャをかましていたのを、ノーマルに戻す、この2つの対応を行います。
まずは、整備前の一枚。
今回はトラブル処理では無いので、少し余裕が有るのため写真を結構撮りました。
フロントタイヤの状態。
少しゴムが玉状になっています。ささくれだった感じかな?
本当はもう少し溶けた感じでディンプル状の溶け方をしているといいのですが。
理想的には、サイド部分まで、タイヤの中心の様な溶け方をしていればベストです。
ささくれだってしまっているのは、タイヤに良い圧力が掛かっていない為、路面にタイヤが叩かれてしまっている感じです。
フロントタイヤのグリップ感が無かったのと一致しています。
リアタイヤの状態。
リアもフロントと似た感じです。
ただ、フロントよりはリアの方が圧力がうまくかかっている様です。
いつも通り、シートとカウル、タンクを取り外します。
蛇足ですが、以前は電動ドライバーを使っていましたが、最近はT字レンチを愛用しています。手軽で速いもので。
点火プラグの確認をします。
左側から。
以外な事に、プラグの周りが白くなっています。という事は、低回転域のガソリンが薄い?
中心部は良い感じなので、高回転域は今のままのセッティングでOKです。
続いて右側。
こちらは予想通り。セッティングは変更不要です。
このプラグを見る限り、左側の低回転域のみ少しガソリンを濃くしたいところです。
パイロットジェットを現在の#12.5から#15に増やして見ようと思います。
アクセルの開け始めに少し回転がついて来ない感じが有るのは、ガスが薄いせいでは無いかと思っていたので、パイロットジェットの交換はうまく行くかも知れません。
しかも、左側だけというのも微妙感が有ってさらに良いような・・・。
セッティングって、結構こんな感覚の問題かもしれません。
取り敢えずは、それより前にリアサスペンションのセッティングをノーマルに戻す方をやってしまいます。
本日はここまで。
「かめレーサー」でした。